良かった〜、マイケル・ケンナ!
2006年 06月 25日
やっと見てきました、マイケル・ケンナ展「IN JAPAN」。
日本の風景を撮った写真展だったのですが、彼の視点というか、切り取り方というか、もうそういうのが素晴らしいと感じられる内容でした。
風景を、ただ風景として捉えるのではなくて、そのものの持つ造形美とか、リズムとか、そういうことを捉えつつも、スピリチュアルな「何か」をそこに感じているのではないかと思います。
なんかね、マイケル様の写真には、静かなグルーヴがあるんですよ。
プリント自体は大きくないんですが、じーっと見入ってしまう力があるのです。
ああ、生のプリントを観れて、ホントに良かった。
さすがに、写真集は高くて買えなかったけど、展覧会の作品集は買いました。
印刷も凝っていて、すごく良かったです。
それともうひとつ、森美術館でやっているアフリカ・リミックス展。
これも良かったー!
アフリカの現代美術を集めた内容なんですが、なかなかこれもグルーヴィーな内容でした。
全体的に20年くらい前の日本のポップアートに若干似てるっちゃー似てるんですが、はじけてて良かった。
梅雨のうっとおしい湿気を忘れさせてくれる元気いっぱいの内容。
でも明るいだけじゃなくて、その国が抱えてるダークサイドもかいま見えたりして・・・。
全く異なった方向性のエキシビションを一気に2つも観て、今日はなかなか熱い(気温も高かったけど)一日でした。
Nikon FM10 + ILFORD XP2 400
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by the_snapshots
| 2006-06-25 00:00
| 風景